前回に引き続きは「ふらいんぐうぃっち 1巻、第2話」の感想について書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご了承の上お読みください。
紹介する本の基本情報
書籍名:ふらいんぐうぃっち 1巻
初版発行:2013年12月9日
著者:石塚千尋
発行:株式会社 講談社
第2話、道草は万能薬
今回は真琴が初登校に備えて身だしなみを整えているところから始まります。
真琴の年はというと、15歳だそうです。この前の話で「4月なのに雪がある」という発言をしていたので、高校への進学に合わせて青森に来たということが伺えます。
千夏に「ほうきに乗って登校しないの?」っと聞かれると、長く乗ると又に箒が食い込んで痛いので長時間は乗れないと返します。
「問題はそこなの!」っと思わず突っ込んでしまいました。
空を飛んでたら普通の人はびっくりするだろうし、魔女の存在は社会にどう認知されてるのでしょうか?
さてそんなかんなで歩いて圭くんと一緒に学校に向かいます。
校門の絵ですが、恐らく「弘前中央高校」だということがわかります。
(今は建て替えてしまったので、見た目は違いますが、絵の右側の旧館と奥に見える新館の形がまんま一緒です。)
弘前中央高校は弘前城のすぐと隣にあります。
石塚先生の絵は特徴を捉えて表現するのが上手い!っとづくづく感心してしまいます。
クラスに行くとこの前魔女だと挨拶してしまったなおさんと会います。
どうやら同じクラスみたいです。
しかし、かなり警戒?している様子のなおさん。
そりゃそうです。空を飛んでいる人間がいたら、どうゆうこと?ってなりますよね~
そんななおさんに真琴は積極的に話しかけます。
真琴は魔女ということを除けば普通の女の子だから、仲良くしたいと。
場面は切り替わり、始業式が始まります、そこで真琴はなおさんに現代の魔女の事情を語り始めます。
15歳になったら魔女の世界だと一人立ちしなければならないこと、現代は不安定?だからとりあえず高校は出ておきなさいという親の言葉があったこと、東北は自然が多いため魔女も多いことなどなど。
魔女にも不景気の波や少子化の影響で後継ぎ不足なんて問題があるのかもと想像が膨らみます。
ここまで話したところでなおさんが突っ込みを入れます。
そんなに魔女がいるなら魔女たちは正体を隠して生活しているのではないかと。。。
真琴「。。。。。💦💦」
真琴は意外?と天然というか口が軽いのかもしれません(笑)
取り合えず真琴が魔女ということは二人の秘密ということになりました。
帰りの時間になり、真琴は圭くんと帰ろうとしますが、圭くんは男友達と帰る約束をしてたみたいで、なおさんと帰ることになります。
真琴は圭くんが自分より男友達を優先したことをなおさんに愚痴りながら帰ります。
圭くんという共通の話題があることでなおさんとの会話もはずみ、さっきまでの気まずい?雰囲気もなくなってきた感じが。
しかし、真琴は天然さんということを忘れてはいけません。
道端で何やら見つけたようです!
何やらなおさんにプレゼントしたいものがあると、なおさんの静止をよそに藪へ分け入ります。するとお目当てのものを発見します。
真琴「なおさーん、今から引っこ抜くんで耳押さえておいて下さい~」
なおさん「え?耳?てか何してんの?」
真琴は素手で地面からお目当てのものを引っこ抜きにかかります。
ズッズズズズズー(効果音)
真琴が引き抜いたのは「マンドレイク」!!
何でもいろんな薬に使える便利な薬草みたいです。
真琴「このマンドレイクがプレゼントです!これからの私たちの友情の証です!」
なおさん「いらない」
二話終了です。
まとめ
現代を生きる魔女のしきたり?やマンドレイクといったアイテムが登場して魔女にたいする理解が深まった?お話だったと思いました。
あとなおさんとの絡みが多くて仲良くなれるのかなと思いきや、最後も微妙な感じに(笑)
今後の二人の仲がどうなっていくのか気になりました。
では、次回の記事でお会いしましょう!