「ふらいんぐうぃっち 3巻、第14話」の感想について書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご了承の上お読みください。
紹介する本の基本情報
書籍名:ふらいんぐうぃっち 3巻
初版発行:2015年4月1日
著者:石塚千尋
発行:株式会社 講談社
第14話、常連の鳴き声
前回のお話で喫茶店コンクルシオに訪問した一行。
その喫茶店の方向に向かう一台の車がありました。
運転手は女性で助手席には制服を着た女の子がいます。親子のようです。
ボロボロの見た目のお店に着くと女の子が二礼二拍一礼。
喫茶店コンクルシオにかけられている魔法が解け、綺麗な見た目になりました。
中に入ると幽霊さんが出迎えてくれました。
幽霊さん「お帰りなさい杏子」
女の子は杏子というみたいです。
どうやらこの家の住民みたいです。
幽霊さんは続けてお客さんが来ていることを伝えます。
杏子「ありゃもう来てる?」
どうやら予約があったみたいです。
店内を覗きにいくと真琴たちがいました。
どうやら予約していたお客さんとは違ったようです。
幽霊さんは補足で真琴のことが魔女だと思われることを伝えます。
杏子は最近ここに来た新米魔女の噂を聞いていたので、その子かも知れないと考えます。青森は田舎なのでそこら辺の噂も早いんですね~
杏子は早速お替りの紅茶を持ってテーブルに伺います。
同じ魔女の雰囲気を感じ取ったのか真琴は自己紹介します!
杏子も自己紹介します。この二人仲良くなれそうです。
杏子は「木幡」という苗字を聞いて、茜さんのことを聞いてきます。
真琴は妹だと答え、茜さんからすごく腕の立つ魔女だと聞いていると伝えます。
なんか真琴、年の近い子にしては凄く低姿勢です。
なんか違和感を覚える杏子。
杏子は違和感を持ったままとりあえず一旦キッチンに帰りました。
するとその違和感に気が付きました。
さては真琴は私を母親だと勘違いしてる??
その頃真琴たちは杏子の印象について話をしていました。
真琴曰く建物の姿を変える魔術は高度なもの。かなりの使い手の魔女の仕業に違いないとのこと。
さっきの見た目も魔法で若く自分の姿を変えている可能性があると(笑)
圭くん「確かに貫禄あったもんな~」
キッチンでは車を止めた、杏子のお母さんがやってきます。
そこで幽霊さんと会っていろいろと話をし始めました。
そこにお手洗いに向かう真琴が通りかかりました。
何か気まずい表情の真琴。
状況が良く分からない杏子のお母さん。
真琴「魔法解けてます!」
するとそこに杏子が現れました。
真琴はもうパニックです。
そこで改めて自己紹介になりました。
(いくら魔法使いでも分身は簡単にできないみたいですね)
話しの流れで、杏子のお母さんは千夏ちゃんにケーキの味を聞きます。
千夏ちゃんはケーキはこれまで食べた中で一番美味しかったと答えます。
するとお母さんはケーキは幽霊さんが作っていること、名前は「ひな」ということを教えてくれます。
褒められたひなさんは恥ずかしくてキッチンに消えて行ってしまいました。
真琴も杏子のお母さんに質問します。
真琴「建物の魔法を見て思ったんですけど、ここには人じゃない方が来るんですか?」
答えはYES!!
何でもこのお店は200年くらいやってるようで、春の運び屋さんのような魔法に携わる方々が訪れる場所のようです。
それを聞いて圭くんは自分は一般人だけど来店して大丈夫か心配しますが、魔女と関わってる時点で普通の人ではなくなってるから大丈夫と言われます(笑)
そんな話をしていると窓をカリカリ引っかく音がします。
振り返るとそこにはキツネさんがいます。
杏子はキツネさんを店の中に招きます。
どうやら常連さんみたいです。
杏子はお店の中に保管しておいた「ほおずきの実」をお皿に盛ってキツネさんに提供します。
千夏ちゃんはそんなキツネさんに興味深々!!
触ってもいいか、杏子に聞いて許可をもらいます。
キツネさんはもふもふです!
真琴も圭くんもそれにつられてもふもふします!
千夏ちゃんはキツネさんは何て鳴くのか真琴に質問します。
真琴「キツネさんはコンコンって鳴くんですよ~」
それを聞いたキツネさん大きく首を振って一声
キツネさん「ワンッ」
第14話終了です!
まとめ
思ったよりも早く館の主の杏子のお母さんと杏子が登場しました。
また喫茶店コンクルシオが人でない方が訪れる場所という情報も。
春の運び屋さんやひな以外にもまだまだ不思議なキャラクター達に会えると思うと楽しみですね!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!