「ふらいんぐうぃっち 4巻、第22話」の感想について書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご了承の上お読みください。
紹介する本の基本情報
書籍名:ふらいんぐうぃっち 4巻
初版発行:2016年3月1日
著者:石塚千尋
発行:株式会社 講談社
第22話、煙草とオイルとコーヒーの香り
扉絵は革ジャンを着て、煙草を吸う女性が描かれています。
新キャラでしょうか??
場面切り替わり昼の倉本家、千夏ちゃんがトランプで遊ぶために真琴を探しています。
部屋を訪れると、真琴はお昼からぐっすり寝ています。
すると茜さんが夜に魔女の仕事があるから寝ていると教えてくれます。
その仕事は魔女のお偉いさんに会って、近況報告をすることらしいです。
千夏ちゃんも同行したがりますが、まずはトランプで遊ぶのが優先です。
真琴の代わりにケリーさんが参戦して、トランプは盛り上がります。
すっかり日が暮れた頃、真琴が起きてきました。
奈々さんが夜食にサンドイッチを作っておいてくれました(気が利きますね~)。
千夏ちゃんはというと、昼間に遊びすぎたのかピクリともしません。
声をかけると片目を開けましたが、力尽きました(笑)
子供は寝る時間ですしね。
ということで真琴は一人でお出かけすることになりました。
青森は5月(たぶん)といっても夜は冷えるので上着を着ます。
上着の裾には飾りひもがぷらぷらしています。
それを見たチトさんは悪い目に。
真琴はそんなチトさんに感づいて、回避します。
そろそろ出発しましょう。
真琴は箒に跨ります。
今夜は快晴、月の見える良い夜です。
道端でバイクを止めて煙草を吸う女性がいます。
見た目は20~30代、上は黒の革ジャンを着ています。
そこに箒に乗った真琴がやってきました。
どうやら彼女が真琴と待ち合わせしていた魔女のようです。
二人が合うのは真琴が横浜を出て以来だそう。
名前はアキラさんという様です(カッコいい見た目とマッチする名前ですね)。
アキラさんは魔法で燃える暖炉?、やかん、折り畳み椅子を出して話し合いの場所をセッティング。
さらに真琴に支給品として二冊の本を渡しました。
おそらく魔術に関する書籍と思われます。
真琴はこれまでも本で魔術について調べものをしてましたが、アキラさんから支給されたものだったのかもしれません。
アキラさんも椅子に座って暖炉で沸かしたお湯でコーヒーを入れます。
そして真琴の4月からの青森での生活について質問を始めました。
まずは不便していることは無いかという質問。
真琴は不便はないと答えます。
どうやら「魔女協会」から学費や生活費のサポートが出ているらしく、その額は十分らしいです。
アキラさんは続けて青森での生活について質問します。
真琴は4月からの出来事から順に説明していきます。
二人は楽し気な表情です。
犬養さんとのエピソードも話題に上がりました。
なんでも犬養さんもアキラさんが担当している魔女のようです。
犬養さんは茜さんと同い年(21歳)と思われるので、魔女のサポート期間て意外と長いのかもしれませんね。
アキラさんは話をメモにまとめます。
真琴は魔術系はあまり経験を積めてないが、植物に関する知識は大分習熟してきているとの評価でした。
真琴は話していたら「何やら遊んでいただけのような気がする。。」っと心配がります。
しかし、アキラさんは「楽しい人生が魔女を育てるからそれでいいと思う」っとコメント。
いろいろ遊んで、そこから自分の好きなものを見つけることが学びだよと言ってくれます。
私はこのセリフが良い言葉だなと思いました。
「学び」とは単に本に書いてある知識だけではありません。
どんな小さなことでも自分で考えて工夫すれば学びになります。
私もそんな風に周りを励まし、自分も楽しく学んでいければと思いました。
さて話に戻って、アキラさんは暖炉の火を消して帰りの支度を始めます。
ささっとバイクのポーチに道具を詰めて、バイクに跨りました。
そしてバイクは空を駆けて小さくなっていきました(魔女のバイクは飛べるんですね💦)。
第22話終了です!
まとめ
真琴のメンター役の魔女アキラさんが登場しました。
扉絵を見た時は怖そうな人に思えましたが、大人な雰囲気と優しさを併せ持った魅力的なキャラクターだな~と感じました。
「魔女協会」という存在も明らかになりました。
真琴に支給されている本や魔女の育成等に関わっている機関だと思われますが、今後も触れられる機会はあるのでしょうか?楽しみです!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!