「ふらいんぐうぃっち 5巻、第28話」の感想について書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご了承の上お読みください。
紹介する本の基本情報
初版発行:2016年11月1日
著者:石塚千尋
発行:株式会社 講談社
第28話、一口物に喉が鳴く
クラスで友達と談笑する圭くん。
話しながら飲み物を飲もうとすると、しゃっくりがでました。
それが原因で飲み物がどうやら気管に入いりむせてしまいます💦
帰宅後も圭くんはしゃっくりが止まりません。
取り合えず水を飲むことにした圭くん。
何やら前かがみなって、特殊なポーズで飲もうとしてます。
そこに帰ってきた千夏ちゃん。
ダッシュで駆け寄ると、問答無用で背中を連打します(笑)
しかし、しゃっくりは治らず痛い思いをしただけでした。。。
倉本家に遊びにきていたなおさんはネットでしゃっくりの止め方を調べてくれます。
水を飲むことは試したので、今度は息を止める方法を試します。
しかし、しゃっくりは止まらず。
お次は逆立ち(これは聞いたこともないですね💦)
しかしダメ。
腹筋運動、ひっぐっ、これもダメ。
最終的に鼻と耳を塞ぐという謎の行為を試します。
もう完全に二人に遊ばれている圭くん。。。
そんな様子を見かねた真琴は何やら部屋にいき、本を探し始めます。
本のタイトルは「儀式と身体の連鎖~~」真琴の手に隠れて読めない。。。
しかし、何か腑に落ちた様子の真琴。
居間に戻った真琴は圭くんに熊のぬいぐるみを渡します。
そして圭くんに抱きかかえるように指示します。
するとあら不思議、しゃっくりが止まりました!!
真琴は圭くんの症状が「しゃっくり」ではなく「そっくり」であったということを語り始めます。
しかも「そっくり」長い人だと40年も止まらなかったとか。恐ろしいですね。
真琴は更にぬいぐるみを抱く方法は応急措置なのでぬいぐるみを手放すとまた症状が出るとも言います。
ではどうして圭くんは「そっくり」になったのでしょうか?
本の中では「前日の行動でそっくりになる条件を満たす」その次の日に発症するということでした。
ということで真琴はその条件が書いてあるページを圭くんに見せます。
何とその事例2053個。。。
ちゃんとカテゴリー分けもされているほどです。
しかし直し方は一つだけだそうです。
良かったです。いちいち検証していたらそれもえらい時間がかかりそうですから(笑)
では「そっくり」ただ一つ治療法方法、それは人形遊びをすることだそうです。
圭くんは真顔で人形二体を使ってママゴトを始めます。
これを見たなおさんはこらえ切れず、大爆笑しています。
奈々さんも息子の突然の行動に、悩みがないかと心配する始末。
するとその人形遊びに千夏ちゃんが乱入してきます。
千夏ちゃんが持っている大きな熊のぬいぐるみは2巻8話「桜の中の占い師」で当てたぬいぐるみです!懐かしい!
どうやら千夏ちゃんのクマは悪役設定らしく、圭くんのぬいぐるみを追い詰めます(笑)
そして二頭のクマの戦いは宇宙にっとなかなか壮大な物語が展開されます。
しばらくそんな感じで遊んでいると、なんと人形がしゃっくりし始めました(ホラーです💦)。
なんでも「そっくり」の直し方は人形に「そっくり」を肩代わりさせる方法だったようです。
なおさんはその間「そっくり」になる条件について読んでいて、ある条件を見つけました。
それは「川で猫と一緒に釣りをして何も釣れない」というもの。
まさにこれが圭くんが「そっくり」になった原因だったのです。
ん?ということはあの人も??
ーーー
タイの何処かの市場、茜さんは釣り竿を売りつけたおっちゃんに文句を言いながら、しゃっくりしてましたとさ!
第28話終了です!
感想
しゃっくりの直し方、皆さんはどんな方法を試しますか?
私は水を飲むか、息を止めるかですが、逆立ちとか背中を叩くとかはやったことがありません。
それにしても「そっくり」、地味に恐ろしいですね💦
これは真琴が魔女だから良かったものの、知らない一般の人だったら40年頑張るしかないのかもしれないです。
では、また次回の記事でお会いしましょう!