「ふらいんぐうぃっち 7巻、第40話」の感想について書いていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、ご了承の上お読みください。
紹介する本の基本情報
書籍名:ふらいんぐうぃっち 7巻
初版発行:2018年9月1日
著者:石塚千尋
発行:株式会社 講談社
第40話、走る薬草
なおさんが家の玄関から出て、酒屋の方に向かいます。
酒屋にはお父さんとお母さんが。
なおさんはテスト勉強をするために倉本家に行くことを伝えます。
これを聞いたお母さんはお菓子とジュースを持たせてくれました。
あと真琴に二十日大根のお礼をして欲しいと言づけます。
お父さんはというと酒瓶を持ってずっと同じ体制です。。。
なんでもぎっくり腰になってしまい、これから病院だそうです(辛い)
倉本家の勉強会には真琴、圭くん、なおさん、鹿角先輩が参加してます。
なおさんのお父さんがぎっくり腰になったことが話題に出ると鹿角先輩がぎっくり腰は英語で「魔女の一撃」というトリビアを教えてくれました。
なおさんのお父さんのぎっくり腰は二回目だそうです。
お父さんの負担を減らすために、アルバイトを雇うことも検討してるそうです。
何か新キャラ登場の前ぶりのような気もしますね!
勉強会は順調に進み、一休みすることになりました。
鹿角先輩は真琴に「ここのつ」について調べたかと質問してきます。
真琴はまだだと答えます。
すると鹿角先輩、今度真琴の「ここのつ」を調べに行かないかと提案してくれます。
なんでも自分の「ここのつ」を理解しておけば魔法の修得も早くなるそうです。
鹿角先輩は厳しい面もありますが、凄く面倒見がいい方なんですね。
真琴がこの提案を断るはずもなく、今度一緒に「ここのつ」を調べに行く約束をします。
真琴の考えでは土いじりが多いので「テラ」か「プランタ」だと思うとのこと。
その話で真琴はマンドレイクのことを思い出します。
マンドレイクは万病に効く薬草、腰痛にも効果があるそうです。
1巻2話で見つけたマンドレイクは配ったり、魔術に使用してしまったりしたそうですが、ヘタの部分を植えて再生栽培が可能か実験しているそうです。
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早速様子を見に行くために畑に向かう真琴と鹿角先輩。
畑に植えられているピーマンはそろそろ収穫が近そうです!
鹿角先輩は整えられた畑をみて感心します。
さて肝心のマンドレイクですが、再生栽培のために植えたヘタの部分が萎れてしまってます。
しかし、その周りには新芽が3つほど生えています。
真琴は試しに一本を抜いてみようとします。
すると土の中から「ンマー」と声がしました!
声は周りの新芽からも上がり出し、地面が盛り上がってきました!
そして一人でに地中から何かが飛び出してきました!!
千夏ちゃんが学校から帰ってきました。
靴を脱ごうとすると何かが背後を通り過ぎた気配が。
振り返るとそこにはまん丸い頭に葉っぱを生やした生物がいました。
千夏ちゃんは興味津々、近づこうとします。
逃げる謎の生物。
千夏ちゃんはお風呂場に追い込みます。
しかし、謎の生物は機敏に動き回り千夏ちゃんをまきました。
真琴と鹿角先輩も倉本家の中に逃げ込んだ謎の生物を探しています。
すると鹿角先輩が廊下にいるのを見つけました。
すると廊下にヘッドスライディングしてきた千夏ちゃんがこれをキャッチ!
千夏ちゃん、アクティブですね~
他の二体は既に真琴達に捕まえられており、昆虫飼育のボックスに入っています。
真琴は普通のマンドレイクは土から出ると動かなくなるはずですが、今回はどうして動いたままなのか考えます。
すると真琴一つ思い当たる節が。
真琴は5巻30話で自分で編み出した「しゃべる炎」の燃えカスを肥料として与えていたそうなのです。
鹿角先輩はこの話を聞いてその可能性が高そうだと賛同します。
そして彼らを腰痛薬の材料にするのかと聞いてきます。
真琴は「無理です!」と答えます。
ですよね~。こんなに小さくて動きまわって言葉を話す生物を殺すのは少し抵抗があります。
そこで真琴はマンドレイクを刻まないで薬を作る方法を探します。
するとこの前鹿角先輩が教えてくれたWebサイト「魔女のすゝめ」に情報が載っていました!
その方法とは40℃くらいのお湯につけるとマンドレイクの有効成分だけが水に抽出されるそうです。
そこになおさんが勉強を再開しようと声をかけに来ます。
真琴はこれまでの経緯を説明し、マンドレイクから有効成分を抽出していると言います。
時間は1か月ほどかかるそうです。
なおさん「その頃にはぎっくり腰治ってると思うのだけど」
第40話終了です。
感想
植物であるマンドレイクが真琴の魔法の灰の影響を受けて誕生した新生物、見た目が凄く可愛いですね!
有効成分を抽出した後は倉本家にこれからも居座りそうですし、マスコットキャラ的にちょこちょこ出番があるかもしれません。
では、また次回の記事でお会いしましょう!