個人的に量子技術関連銘柄として着目していたテラスカイ(3915)に売りシグナルが点灯していると思います。
どの様な観点でテラスカイに売りシグナルが出ているのか見ていきたいと思います。
*あくまで個人の意見です。投資を進める意図ではありません。投資は自分の意思で、自己責任でお願いします。
チャート分析
2020年12月23日時点での株価はボリンジャーバンドの下値付近に接近しています。
MACDがシグナルを下回り下落傾向が続いています。このことからモメンタムは下を向いている可能性があります。
信用残高
テラスカイは制度信用取引を利用した空売りができません。その為空売り残高が通常の銘柄と比較し低くなっていると思われます。なので信用倍率はあまり意味をなさないと思います。注目して頂きたいのは信用買い残高です。10月16日の週から信用買い残高が100万株を超えています。この残高は過去1年間では最も高いレベルです。
10月16日ごろのテラスカイの株価を見ると約4300~4800円付近で推移しています。現在の株価は4000円なのでこの期間で信用買いをした人は4000円では含み損を抱えている可能性があると思います。
仮にこのまま株価が4000円を割り込む状態が継続した場合、売り圧力としてこの信用買い残高が作用する可能性があると思います。
私見:短期的に売りシグナル
あくまで個人の意見です。
短期的な戦略ですが、テラスカイを信用売りするという選択肢があると思います。
テクニカルが下向き方向であり、信用買い残高が高まった水準より株価が低いからです。ただし制度信用取引を使用できないので費用が高くなるため、行うとしても資産の5~10%程度に留めるべきだと思います。
また業績面では好調であり、1月には第3四半期決算があります。決算前までの短期戦略になると思います。