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【地方銀行】2020/12/30 青森銀行、株価とチャートから分析

青森銀行(8342)は青森県を代表する銀行ですが、昨今の低金利やコロナ禍の景気低迷に苦しい経営が続いています。そんな中地方銀行再編の動きがあり、青森銀行も同じ青森県のみちのく銀行(8350)と合併を検討しているという報道があります。この青森銀行の株価は割安なのか、チャートはどの様なシグナルを出しているのか分析し、投資タイミングについて考えていきます。

*あくまで個人の意見です。投資を進める意図ではありません。投資は自分の意思で、自己責任でお願いします。

 

 

チャート分析

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図1、青森銀行(8342) 株価チャート

直近の株価は一度ボリンジャーバンドを下に抜く局面がありましたが、反発しています。

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図2、青森銀行(8342) MACD

MACDはシグナルより下で下落傾向を示しています。

 

間近の業績

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図3、青森銀行(8342) 業績

業績は前年度を僅かながら上回ることが予想されています。

前年度の株価は3000円付近で推移したこともあり、業績面では株価の上昇余地があることが伺えます。

 

地銀再編と株価

青森銀行に限らず地銀再編は全国的に進んでいます。

過去にある事例から何か傾向が無いか分析してみました。

まずはふくおかフィナンシャルグループです。2006年に福岡銀行と熊本ファミリー銀行が持ち株会社を設立しできた企業でその後も親和銀行、十八銀行を吸収しています。図4は2019年4月に十八銀行を完全子会社化した際の株価の動きです。子会社化後株価は下落し、現在も下落前の株価を取り戻せていません。

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図4、ふくおかフィナンシャルグループ(8354) 2019/6~12 株価

 

第四北越フィナンシャルグループは2018年に新潟県の地方銀行で預金量第1位の第四銀行と第2位の北越銀行を傘下に持つ企業です。こちらは設立後株価は下落傾向が継続し2020年現在は2018年の最高値の約30%の株価で推移しています。

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図5、第四北越フィナンシャルグループ(7327) 2018/10~2019/4 株価

 

三十三フィナンシャルグループは三重銀行と第三銀行が2018年に経営統合したことで発足した金融持株会社です。こちらは発足半年は株価を維持しましたが、その後は下落傾向が続き現在は上場時の50%程の株価で推移しています。

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図6、三十三フィナンシャルグループ(7322) 2018/4~2019/4 株価

また東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)、めぶきフィナンシャルグループ(7167)、関西みらいフィナンシャルグループ(7321)、コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)、九州フィナンシャルグループ(7180)も上場以来の高値を取り戻せず右肩下がりの株価推移を続けています。

これは長引く低金利環境が銀行の収益圧迫が、統合による合理化効果を上回った可能性が考えられます。

 

私見:下落リスクの方が大きい

あくまで個人の意見です。

直近の株価に対する配当利回りは2%と他の銀行株と比較し低く魅力的な水準ではありません。チャートは下落傾向を示し、仮に上昇したとしても2020年9月の高値の2650円付近がレジスタンスになると思います。

下落のリスクは地銀統合によるリスクがあると思います。統合による過去の株価事例をみると下落している例が多いからです。またコロナ禍による企業倒産で不良債権増加のリスクもあります。更に日本国債の利回りは日銀が緩和を続ける限り上昇することはありえません。つまり銀行の収益圧迫の要因は消えないと思います。

このことから私は青森銀行は上昇より下落のリスクが大きく買い向かうことは難しいと考えます。

 

参照サイト

【図解・経済】最近の地銀再編の動き:時事ドットコム

 

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